データサイエンティストの需要は、さらに多くなっていくと予測されています。
人力で詳細を把握するのが困難なほどに巨大なビッグデータを分析し、実用化するのがデータサイエンティストの主な仕事内容です。
ビッグデータを分析すれば終わりというわけではなく、分析結果をビジネスに活かすことが求められます。
近年はAIが様々な場所で活用されていますが、AIの学習を促す上で欠かせないのがビッグデータです。
必然的に、ビッグデータを活用する能力に長けているデータサイエンティストも、今後ますます求められていくでしょう。
今後、ビッグデータの分析もAIが行えるようになるのではないかという見方もあります。
しかし、ビッグデータの分析結果をどう活用するかを適切に判断するのはAIでは難しく、データサイエンティストの需要が一気に減ることはまずあり得ません。
データサイエンティストを目指す上で定番のルートはIT業界の別職種からの転職ルート、もしくは大学といった専門機関で学ぶルートの2つです。
専門的な数学の知識を始めとして、データサイエンティストには様々なスキルが求められますが、すでにエンジニアとして活躍している場合、プログラミング初心者からデータサイエンティストを目指す場合と比べればハードルは下がります。
逆に、必要なスキルや知識がゼロの状態からデータサイエンティストを目指すのであれば、データサイエンティスト育成のプログラムが充実している大学などで学ぶのが無難です。